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健康経営

健康経営宣言

社員の健康管理を経営の重要課題と位置づけ、健康保持・増進、疾病予防を目的として、社員が心身ともに健康で、個性や能力を最大限に発揮できる職場環境の実現を目指し、健康経営を推進します。

代表取締役社長

取組方針

社員の健康が経営の基盤であるという考えのもと、健康でイキイキと能力が最大限に発揮できる環境を整備する。
産業医・保健師と連携し、治療から予防へシフトする健康づくりに取り組む。
社員は、「健康は自己管理である」ことを自覚し、自らの健康増進に努める。

推進体制

健康経営の戦略

富士ピー・エスが持続的に成長し、経営理念に掲げた使命を果たすためには、経営課題である「建設業の担い手不足」を解決する必要があります。当社では、この経営課題を解決するための手段のひとつとして健康経営を推進しており、健康経営の最終目標を「組織のパフォーマンス向上」「人材定着と採用力強化」と定めております。具体的には、「アブセンティーイズム」「プレゼンティーイズム」「ワークエンゲイジメント」に関して中期的な目標値を定め、目標達成に向けた取り組みの流れを「戦略マップ」で可視化し、取締役会の承認を経て、全社展開しております。

健康経営全体のKPI

  • アブセンティーイズム

    私傷病休暇取得
    5日未満の社員の比率※1

    • 2023年
      86.0%
    • 2025年目標
      90%以上
  • プレゼンティーイズム

    労働機能障害測定(WFun)
    「問題なし」社員の比率

    • 2023年
      42.5%
    • 2025年目標
      50%以上
  • ワークエンゲイジメント

    新職業性ストレス簡易調査票
    「個人のいきいき度」※2

    • 2023年
      2.52
    • 2025年目標
      2.6以上
目標指標
21年度
22年度
23年度
24年度
25年度
(KPI)
(実績)
(実績)
(実績)
(計画)
(計画)
アブセンティーイズム
私傷病休暇取得
5日未満の社員の比率※1
(測定人数/回答率)
88.9%
(405/97%)
80.5%
(420/98%)
86.0%
(413/98%)
88.0%
以上
90%
以上
(その他の指標)
メンタル不調により欠勤した社員の比率
0.6%
1.1%
0.6%
1.0%
以下
1.0%
以下
(その他の指標)
メンタル不調による休職者
0人
1人
2人
0人
0人
プレゼンティーイズム
労働機能障害測定(WFun)「問題なし」社員の比率
(測定人数/回答率)
45.4%
(414/99%)
42.0%
(426/99%)
42.5%
(423/100%)
48.0%
以上
50.0%
以上
ワークエンゲイジメント
新職業性ストレス簡易調査票個人のいきいき度※2
(測定人数/回答率)
2.65
(458/100%)
2.59
(463/100%)
2.52
(452/100%)
2.6
以上
2.6
以上
(その他の指標)
若手技術者(30歳まで)の離職率
4.6%
7.6%
5.5%
5%
以内
5%
以内

※1「この1年間に、自分の病気やけがなどの体調不良で何日仕事を休みましたか」というアンケートの回答が5日未満だった社員の割合

※2健康いきいきアウトカム「ワークエンゲイジメント」の全従業員平均点数

戦略マップ

健康課題

2021年度からの3ヶ年の健康経営の取り組み結果や、外部コンサルタントによる分析により、生産性に損失を与える主な健康課題として、次の2つが抽出されました。

  • 男性の肥満率が高く、将来の疾病リスクが高い
  • メンタル不調による休職者が増加傾向にある

これらの健康課題解決に取り組むにあたり、「適正体重維持者率」および「高ストレス者比率」を成果指標として目標値を定めるとともに、この2つの健康課題に影響を及ぼす社員のパフォーマンス(意識変容・行動変容)指標についても、次の表のとおり目標値を定めました。

目標指標
21年度
22年度
23年度
24年度
25年度
(KPI)
(実績)
(実績)
(実績)
(計画)
(計画)
適正体重維持者率
62%
61%
60%
63%
以上
65%
以上
高ストレス者比率
5.9%
7.8%
8.0%
9.0%
以下
9.0%
以下
喫煙率
26%
25%
26%
25%
以下
24%
以下
運動習慣保有率
22%
26%
27%
28%
以上
30%
以上
睡眠により十分な休養が取れている割合
54%
59%
55%
58%
以上
60%
以上
適切な飲酒習慣の保有率
54%
59%
55%
58%
以上
60%
以上
朝食習慣の保有率
67%
70%
69%
72%
以上
75%
以上
高血圧者のコントロール率
65.8%
73.8%
67.5%
100%
100%
健康経営方針を理解し行動している割合
38%
42%
40%
43%
以上
45%
以上

健康課題改善に向けた取り組みについて

健康課題解消のため、具体的に取り組んでいる施策についてご紹介します。

ウォーキングイベントの開催

運動をはじめるきっかけづくりと、運動習慣の定着を目的として、スマートフォンのアプリを使用した全社員が参加できるウォーキングイベントを年2回開催しています。

本支店対抗ウォーキングイベント(2023年12月開催)

概要
・本支店単位の4グループに分かれ、約2週間の開催期間中、メンバーが1日8,000歩を達成した日数を人数平均した値で順位を競う
参加率
73%
満足度
56%
参加者の声
・健康的でストレス発散にも良いイベントだと思った。
・事務所内でも「8000歩いった?」等の声が聞こえ、いつもコミュニケーションの取れている職場だと感じているが、更に楽しい雰囲気になったと思った。

ウォーキングイベント合計投資額:600千円

メンタルヘルス対策について

メンタルヘルス不調者発生の未然防止と、働きやすい職場環境づくりのため、全社員を対象に、コミュニケーションに関するe-ラーニングを実施しました。

コミュニケーションに関するeラーニング

テーマ
・自分も相手も大切にするコミュニケーション術 アサーションプログラム
参加率
100%
参加者の声
・相手の気持ちを想像し相手の言葉に耳を傾けながら、自分の考えや気持ちを率直に伝えることが大切だということを理解した。
・業務が立て込んでいるタイミングでは部下からの質問にそっけない返事をすることがあり、それでは風通しの良い職場ではないなと痛感した。

e-ラーニング合計投資額:300千円

女性の健康に関する教育

上司や同僚が適切な配慮について理解を深めることや、女性自身が検診や治療等の自己管理の重要性を学ぶことを目的とした女性の健康課題に関する研修を継続的に行っています。2023年度は、月経にテーマを絞ったeラーニングを、男女や役職の有無を問わず、全役職員に対して実施しました。受講率は98.2%で、「PMSや月経の期間中にリモートワーク等の柔軟な働き方を推奨しますか」という質問に対して、「そう思う」「ややそう思う」と回答した男性社員の割合が、受講前後で67%から87%に増加しました。

月経に関する研修動画

概要:
・女性の健康に関する基礎知識
・生理ケアの選択肢
参加率
98%
对象
全役職員
満足度
男性:62%
女性:71%
参加者の声
・女性が生理痛が辛いと上司に言いやすい雰囲気作りが重要だと思う。一方で、他人はその人の生理痛の大きさを察することは出来ないと思うので、何かしら知らせる方法が必要だとも思う。
・知らないことが多くあり、勉強になった。

毎日のストレッチの実施

毎日15時に、5分間の当社オリジナルのストレッチプログラムを実施しています。デスクワークの「座りすぎによる生活習慣病リスクへの影響」の軽減を目的にスタートしましたが、年齢や職種ごとの健康課題にあわせて種類を増やし、現在は、肩こり改善、腰 痛改善、転倒防止など、6種類のストレッチをローテーションしております。
ストレッチタイムを導入したことで「肩こりが軽くなった」などの声があがっています。

喫煙率低減のための取り組み

当社は、喫煙による健康障害リスクの低減と受動喫煙防止対策のため、2022年度から就業時間中を全面禁煙としました。あわせて、選択型福利厚生制度カフェテリアプランのメニューに禁煙治療の補助を加え、卒煙を後押ししております。今後は、関係先に当社の取組みを周知するとともに、現場・工場の喫煙所を減らすことで、協力会社に対しても喫煙本数を減らす環境づくりに取り組んでまいります。

福利厚生制度カフェテリアプラン

2021年8月より、選択型福利厚生制度「カフェテリアプラン」を導入しました。あらかじめ付与されたポイントを使い、定められたカテゴリーの範囲内で、一人ひとりがライフスタイルやニーズにあったメニューを選択し、利用できる制度です。当社では、社員に主体的に健康保持・増進に取り組んでほしいという思いから、社員本人とその家族の健康増進のために利用できるメニューを充実させております。

<カフェテリアプランの健康カテゴリーとメニュー例>
  • スポーツ関連

    ・スポーツ施設利用、
    フィットネスクラブ会費補助

  • 医療費

    ・禁煙治療補助
    ・人間ドック、がん検診補助
    ・配偶者の健診補助

  • その他健康

    ・健康食品、
    健康グッズ購入補助

  • レジャー&エンターテインメント

    ・レジャー施設利用補助

  • リラクゼーション

    ・リラックス施設(温泉等)利用補助

  • リゾート&トラベル

    ・旅行費用補助

家族で利用可、コミュニケーション、リフレッシュ=心の健康増進

その他の健康施策の取り組み状況に関する指標

取組内容
目標指数
21年度
22年度
23年度
24年度
25年度
(KPI)
(実績)
(実績)
(実績)
(計画)
(計画)
定期健康診断の全員受診
健康診断受診率
100%
100%
100%
100%
100%
精密検査の受診勧奨
精密検査の受診率
92%
83.1%
94.7%
100%
100%
ストレスチェックの全員実施
ストレスチェック受検率
100%
100%
100%
100%
100%
準ハイリスク者への施策参加勧奨
特定保健指導利用率(初回面談)
67.3%
68.5%
78.8%
100%
100%
管理本部と管理者の勤怠情報共有
長時間労働者率(70h超)
0.2%
0.5%
0.3%
0%
0%
有給休暇取得の推奨
有給休暇取得平均日数
9.9日
10.5日
10.7日
11.0日以上
11.5日以上

取引先への取り組み支援

当社のパートナーである「富士ピー・エス安全協力会」が参加する安全衛生研修会において、外部講師を招いての健康セミナーを実施するなど、取引先に対しても健康経営の取り組みを知ってもらう機会を設けています。

外部からの評価


健康経営優良法人2024(大規模法人部門)の認定

経済産業省が健康経営の普及促進のため設計した健康経営優良法人認定制度において、日本健康会議より「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」に認定されました。当社が健康経営優良法人に認定されるのは5年連続です。








スポーツエールカンパニー2024の認定

従業員の健康増進のためのスポーツ活動促進に積極的に取り組む企業として、スポーツ庁より「スポーツエールカンパニー2024」に認定されました。


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