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お知らせ 2020-09-23
近年、豪雨による河川の氾濫や土砂災害等により、甚大な人的・物的被害が発生しており、防災・減災対策が、我が国の喫緊の課題となっております。
そのような中で当社は、モノづくりを通じた防災・減災への取り組みによって社会に貢献することを使命としており、本件について、当社の防災関連技術をご紹介いたします。
Ⅰ.PC矢板を用いた堤防護岸
PC矢板は、高強度コンクリートにプレストレスを導入したプレキャストPC製品で河川堤防の改築や補強に適した技術です。
水や塩水に対しても高い耐久性を有するため、長期的に豪雨災害による防災技術として有効です。
✅PC矢板は、腐食に対する耐久性に優れ、且つ景観性に優れています。
✅PC矢板を用いた護岸は、施工時の仮締切が不要なため、施工期間を短縮できます。
Ⅱ.PC矢板を用いた新しい堤防補強構造
本堤防補強構造は、PC矢板を堤体内に1列または2列で基礎地盤面まで打ち込み、自立させる構造です。
PC矢板頭部の変形を抑制するために、2列の矢板を連結する構造も可能です。
✅洪水時に堤体の土砂が流出しても、PC矢板により破堤を防止することができます。
✅PC矢板は、腐食に対する耐久性に優れ、メンテナンスフリーで長期的に性能を保持
できます。
✅施工時の仮締切が不要なため、通年施工が可能です。
Ⅲ.地下調整池
当社の提案する地下調整池は、洪水時に一時的に雨水を貯留する施設で、施設の殆どがプレキャスト部材で構成されています。
プレキャスト部材を活用することで工期を短縮でき、また仮設土留め等の用地が不要のため、都市内の雨水地下調整池に適した防災技術です。
✅現場製作の地下調整池に比べ、用地を最小限にすることが可能です。
✅プレキャスト化により、機械化、省力化を図ることができ、工期を短縮できます。
✅高強度のPC部材を使用しているため、耐久性に優れています。
Ⅳ.斜面補強工法
斜面補強工法は、斜面や法面の地すべりを防止する補強工法で、防災および災害復旧等に適した工法です。
プレキャストPC受圧板を使用することで、安全且つ高品質で、現場施工に比べ大幅に工期を短縮することができます。
✅プレキャスト部材のため、大幅な施工期間の短縮が可能です。
✅腐食に対する耐久性に優れ、メンテナンスフリーで長期的に性能を保持できます。
✅自然と調和し、優れた景観性を保持します。