プレキャストPC床版取替工法
1.概要
- 高速道路は我が国の国民生活や社会経済活動を支える重要な道路インフラであり、さらに災害時の緊急輸送路としての機能を担うなど国民の安全・安心な暮らしにとって重要な役割を担っています。橋梁の平均経過年数は約25~30年となっており、交通量増加による疲労や飛来塩分・凍結防止剤散布に伴う塩害等による劣化が顕在化しています。このような背景から高速道路の大規模更新・修繕事業が行われています。
- プレキャストPC床版取替工法は、劣化した鋼橋のRC床版を取替えて高耐久化を図った更新工法です。
2.特長
- プレキャストPC床版は工場で製作するため、品質の向上が図れます。
- コンクリートのひび割れの発生を防止する(PC構造)ことで、耐久性の向上が図れます。
- 工場製品の使用により現場工程を短縮することで交通規制期間の短縮が可能となり、社会・的影響を低減できます。
3.施工実績
- 中国自動車道(特定更新等)本村川橋床版取替工事
- 沖縄自動車道 屋嘉第一高架橋(下り線)床版改良工事
- 中央自動車道 取飜川橋床版補修工事
- 沖縄自動車道 湖辺底橋床版補修工事
4.カタログ・テクニカルレポート・協会・その他