床版増厚工法
1.概要
床版増厚工法は、床版の上面や下面にコンクリートを打ち足し、床版の耐荷力を向上させる工法です。一般的には、増厚部には鉄筋が配置されます。
2.特長
- 上面増厚工法は、橋梁上の床版上面にコンクリートを打ち足す床版補強工法で、施工の前後で橋面の高さが変化します。また、施工期間中は、交通規制が必要となります。
- 下面増厚工法は、橋梁下の床版下面にコンクリートを打ち足す床版補強工法で、施工期間を通じた橋梁路面上の交通規制を必要としません。広い面積を施工する場合は、吹き付け工法などが採用されています。
3.施工実績
- 名神高速道路 石仏高架橋(上り線)路肩補修工事